3日間のレイデイの後サムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオ ンシップ・ツアー(WCT)第7戦 「ビラボン・プロ・タヒチ」が再開されました。3日間待った甲斐があったといえる、朝から巨大なスウェルがビルドアップし始め、2つのパーフェクト10を含む、ソリッドな10~12フィート・ プラスのバレル・ウェイブで、ラウンド3が完了し、12名の選手に絞られた。
そして25日(月曜)ファイナルが行われ、42歳ケリー・スレーターと若干20歳のガブリエル・メディーナ(BRA)。親子ほど違う二人の対戦は見る側も興奮を隠せない戦いとなった。
ブラジルの奇才といわれているガブリエル・メディーナは終始、絶好のポイントから波と一体化したような華麗なライディングは試合というよりは「the show.」
二人の競演は甲乙つけがたい戦い。
僅差で迎えたファイナルの最終局面でラストライドで素晴しいバレルを決めたスレーターが逆転に必要なのは9.33。しかし、コールされたスコアは9.30。僅か0.03ポイント差でガブリエルが優勝。 今シーズン4イベントを残し、ASPワールドNo.1として彼のポジションを固めた。
(ASP/Will H-S)
若干20歳のガブリエル。ケリーとのタヒチでの戦いは彼をさらに飛躍させ、今後の未知数の活躍が期待されます。
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