日本にいるとき、戸倉さんが何枚かスライドを見せてくれた。32年前のものだ。超嬉しかったけど、どうやって見ればいいんだろう？今でもスライドを再生できる場所ってあるのかな？前回スライドを見たときはiPhoneがまだ世に出回ってなかった頃だ。

で、iPadの明かりを使い、明るさを遮るものがあればどんなものでも利用して、iPhoneで撮影した。奇跡的にうまくいった。

この写真は1992年のノースショアシーズンに野元学氏が撮影したもの。Local Motionにスポンサーを受けていて、Pat Rawsonの7’2のガンに乗ってた。これがDove Wetsuitsに初めてスポンサーを受けた年だ。ゴールドのネックレスをつけた僕は25歳で、すごく態度が悪かった。その当時の僕と一緒にいてくれたみんなには、心の底から感謝する。でも僕から離れた人たちには申し訳なさはあるけど、責めるつもりはないよ。Haha.

The Shonan Lifestyle…  Photo by Nao

Good morning 3:40am.
Ala Moana waist high and good.
Diamond Head chest high and good.
Trade winds up to 25mph.
Sun, showers, and rainbows.
Going to surf.
Have a wonderful day!

どのサーフトリップにもリスクがあるんだ。ケガをしたり、強盗にあったり、迷ったり、誘拐されたり、あるいは殺されたりするかもってことはいつも考えておかないといけない。世界では誰にでも、いつでも、どこでも、起こることなんだ。

 昨日、メキシコで3人のサーファーが行方不明になっているニュースを見たんだ。そして普通はいいニュースではないよね。もしメキシコで行方不明になったら、何か悪いことが起きたんだ。彼らはサーフトリップ中で、車は火をつけられた。そして彼らのテントは空だった。今日彼らは死体で見つかったんだ。2人はオーストラリア人、そして1人はアメリカ人だった。凄く悪いことが起こったような凄く悲しいニュースだよ。僕はその記事を読んだ後に、コメントを読んでいった。ほとんどの人はメキシコへ行くなんて愚かだって言っているよ。僕はその意見には同意しないよ。熱烈なトラベラーとして僕はこのサーファーたちはそのリスクをわかっていて、人生を目いっぱい生きているって信じているよ。彼らは波を追いかけること、危険と隣り合わせで生きることを選んでいる。それには愚かなことなんてないよ。僕たちが今住んでいるこのクレイジーな世界で起きている酷いことなんだ。君たちならどうする？家にいる？いいや、サーファーたちはこの世界を旅して、波を追い続けるだろうね。リスクは高いけど、その分得る物は凄く大きいよ。このサーファーたちは大好きなことをして死んでしまったから、それをみんなはリスペクトしないといけないよ。RIP boys…

(翻訳: タナカ　チヨコ)