土曜日 6月28日 2025年

A CITY LEFT BEHIND…


僕らが南相馬市に行ったのは、市長が助けを求めてい
たからだ。前にも言ったとおり、表に出て世界中の国
に支援を求めるのは、かなり勇気がいることだ。日本
の政府機関としては特に。僕らは市役所に行き、トッ
プから状況について話を聞いた。それは先週の事だっ
た…
今週、日本政府が南相馬市のほぼ全域を追加した緊急
避難地域を拡大した。僕らが訪れた南相馬市は、今
は、”立入禁止”なんだ。昨日僕らは戻る途中で南相馬
市を通りかかったので、市役所に最近の進捗を聞こう
と立ち寄った。ここに、何が起きたかを書くよ…
日本政府は、南相馬市のほとんどの人に避難勧告を出
した。基本的には、”町を出ろ!”と言ったり、出る準備
をする。簡単な言葉だけど、アクションは何もない。
彼らは、避難用のバスも避難用シェルターも用意しな
かったし、避難を援助する人も送り込まなかった。全
てが市役所まかせだ。市内には70,000人がいて、ほとん
どの人は原発が放射能を放出し始めた時に避難し
た。20,000人くらいの人が町に残され、行き場がない。
政府は、保有している少ない避難所をやりくりするの
に混乱している。そして当分の間、南相馬市民は毎日
放射能について話をするんだ。たまに数値が高くて、
たまに低いって…
日本では物事が不正に処理されているという話が出
回っている。これはほんの一例だ。南相馬の市民や、
市役所の人のことを考えてる。先週、南相馬の放射能
区域で、自宅で奥さんと一緒に暮らすお年寄りに出
会った。彼は、誰も迎えに来ないと言っていた。そし
て車ががれきに埋まり、外に出ることができないと。
僕は、避難をやめた人は彼一人ではないと思ってい
る。
危機が日に日に大きくなるにつれ、僕は聞いたり見た
りすることに、ますます怒りを感じる。終わりがな
い。僕は来週また戻って、南相馬に立ち寄りたいと
思っている。出来ればみんなが避難するのを助けた
い。そこにいる人たちは、かなりの量の放射線を浴び
ているから、長く滞在すればするほど、彼らの命は短
くなってしまうだろう。僕はお年寄りや、子どもたち
の事を思ってる。南相馬市を助けて。
WE ARE ONEプロジェクトでは、必死に市民を助けようと
している南相馬市役所へ支援金の寄付を検討してい
る。僕に、どこへ支援金を寄付すればいいか聞いてき
た君たちにも、これがチャンス。デタラメなお役所仕
事みたいにはしない。悪い言葉でごめん。でも、
ちょっと僕はムカついてるんだ。
もし僕に、支援金を手渡ししてきて欲しければ、そう
するよ。南相馬市の一人たちが自宅へ戻れるかどうか
は分からないけれど。でも今は、助けなきゃいけない
んだ!

OCEAN BLUE DAY IN JAPAN….

日本サーフィン連絡協議会では、「東日本大震災」による数多くの犠牲者を追悼し、
また一日も早い被災地の復興を願って、
次のような追悼セレモニー『OCEAN BLUE DAY』(以下OBD)を開催いたします。
Design: 木梨憲武
開催日時:2011年4月24日(日) 午後2時46分から
すべてのサーファーの心がひとつになり、被災地を除く日本全国のサーフポイントのビーチにおいて、
水による災害としては日本の歴史上最大の人数となった東日本大震災の犠牲者のご冥福をお祈りし、
また、一日も早い被災者の生活再建と被災地の復興が進むことを心から願って、
「東北地方太平洋沖地震」が発生した午後2時46分からの1分間、
海に向かって全員で黙とうを捧げます。また、当日仕事や都合により、
どうしても海に来られない方も、この時刻になりましたら、
心をひとつにして海の方向に向かって黙とうを捧げて下さい。なお、当日の進行役は特に決めておりません。
Design: 豊田弘治
各地サーフショップ・サーフチーム単位、また個人での追悼セレモニーを計画していただきたく思います。セレモニー
場所が決定したポイントでは、NSAの各支部、JPSA・ASP所属プロサーファー、JPBAプロボディボーダー、
サーフライダーファンデーションの会員などが中心となって、ポイントごとの黙とうを円滑に進めるとともに、
その後のイベント、例えばビーチクリーンや募金活動などをご参加の皆さまに促しますので、合わせてご協力
下さるよう宜しくお願いいたします。
最後に、被災地の復興が長期化することは避けられません。ゆえに、私たちの被災地支援も、中長期にわたる粘り
強い努力と協力が求められます。そこで、日本サーフィン連絡協議会に所属するすべてのサーフィン関係団体が一致
協力して、復興支援のためのOBDチャリティーTシャツを、著名なデザイナーと関係社の特段のご協力のもとに作成し
販売することとなりました。この売上金の利益のすべてが義援金に使われます。
詳しくは、同連絡会のホームページ(各構成団体、日本波情報連絡会のトップページのバナーからリンク)からお申込み
ください。海はどこまでもつながり、サーファーの心もひとつになれます。数多くの皆さまのご参加とご協力を、
どうぞよろしくお願いいたします。
2011年4月11日日本サーフィン連絡協議会
議長:SFJ 守山倫明所属団体
JPSA:一般社団法人日本プロサーフィン連盟 理事長/牛越峰統 http://www.jpsa.com
NSA:一般社団法人日本サーフィン連盟     理事長/山口靖  http://www.nsa-surf.org/ASP JAPAN
ASP:世界プロサーフィン連盟日本支局  代表/近江俊哉 http://www.aspjapantour.com
JPBA:日本プロフェッショナルボディボーディング連盟 理事長/岩波重之 http://www.jpba.org
SFJ:サーフライダーファウンデーション・ジャパン 顧問/守山倫明 http://www.surfrider.jp/
*アラートシステムを当日14:46に配信する予定です。各団体のホームページ上より登録できます。
今しばらくお待ちください。
*お問い合わせは、各団体へお願いいたします。
*義援金募集しております。
復興支援にむけ皆様のご支援・ご協力お願いいたします。
三菱東京UFJ銀行 品川駅前支店(支店番号588)
口座番号 普通 0124272
名義:日本サーフィン連絡協議会 
議長 守山倫明

Supporters and Volunteers….


THANK YOU EVERYBODY!