水曜日 8月20日 2025年

FAITH….


午後4時、パラオの水中にいた。息を吸おうと水面に上がったらcathy, junior, fonz, KBがボートに戻れと叫んでいた。何?サメ?魚を見ようとまた下を向いたらみんながまた叫んでいる。ボートに戻るとcathyが”日本で大きな地震があったよ!津波が来るよ!”と言う。何?津波がパラオに午後7時25分津波が来ると予測されていて、僕らは午後4時30分に海のど真ん中にいた。みんなをボートに乗せフルスピードで1時間半かけて海を出た。たくさんの事が頭を巡り少しの情報しかない。海から戻りドライバーのエリちゃんに聞いたら彼女は”日本は大変”とだけ言った。僕の心、気持、胸に感じた事は一生忘れられない。
夕べメールをチェックしながらテレビに釘付けになりまだこれからなのを知った。原発が危険でまだ余震が続きそしてガソリンや食べ物が不足してる。千葉からみんな逃げて、話をした僕の友達は困惑していて、明確ではない事がたくさんある。これからもっとはっきりした答えと情報が入るには時間がかかりそうだ。1つよかった事は9マイル離れた海の上で屋根の上に乗って漂流してる人が見つかったこと。こんな話はみんなの信念を活かしてくれる。みんな一緒に団結してこの災害を乗り越えよう。
photo by james oshiro.
ハワイからのサーフリポートは、今はやめておく。ただ日本の為に祈ろう。。。

HOPE

こんばんは。いろんな感情が混じった旅から帰ってきた。旅は楽しいけど自分の大好きな国で何か起きたらつらい。僕がどんな気持だったか誰もわかってもらえないだろう。無力感?罪の意識?孤独感?悲しみ?全部だ。パラオでニュースを見ててつらかった。日本の家族と友達の事が頭から離れなかった。みんな大丈夫?みんなどこ?メールもチェックできなくて日本に電話しても繋がらない。パラオの遅いインターネットコネクションでは何もできない。まだ言葉にならないしパラオに住んでる日本人も同様だった。エミちゃんは僕らのドライバーで夜に僕らがボートから帰ってきたら彼女は落ち込んでいるのがわかった。彼女は茨城から。かわいそうだった。そして僕らのコンドミニアムの近所の日本人も同じだった。無表情でCNNを見ていた。遠くにいて悲しく寂しいだろう。この旅で僕と一緒だった人達に申し訳なかった。僕は心ここにあらずの状態だったから。魚、波、体験はもう関係なくなっていた。まるで僕の家が流されてしまったような気分だった。

今こうしてインターネットがありずっと来週まで答えを探そうとするだろう。今のところ僕の知り合いはみんな大丈夫そうだけど心の準備も必要だと思う。メールやテキストメッセージをくれたみんなありがとう。今チェックできてみんなの愛を感じたよ。僕らができることは希望を持つこと。これ以上悪くならないように、そして早く復旧できるように。
日本の友達へメッセージ。”上を向いて前向きに考えよう。ベストを尽くそう!諦めないで!僕はみんなの為にできる事があったら何でもするよ。だから何でもできることがあったら言って欲しい。僕の心は美しい国日本と共に!”

I'm Home.


Glad to be back.