Any Given Day

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今朝目が覚めたら、何かいつもと違うことをしたい気分だった。だからノースショアまで車を走らせたよ。波は4-6’くらいかなって思ってたんだけど、海の音を聞いたら、それ以上の大きさのような音だったんだ。まだ暗い中、パイプラインでソリッドな8’の波とオフザウォールで10’のセットが見えたんだ。

正直なところサーフィンをするのは久しぶりだったから、もしドロップしたらどうなるんだろうって思ったよ。波はビッグで凄い力強かった。それに加えて先週はフォイルをしていたからタイミングがずれるに違いないって思ったんだ。

でも、僕は自分の生徒にこう教えている。「いつ何が起きてもメンタルとフィジカルの準備をしておかないといけないよ。」ってね。だから言い訳はしないよ。

OMG, アドレナリンで高揚しハイになってやりにくかったから落ち着こうとしていた。これは僕のファーストウェーブで、ちょうど立ち上がった時、全てが「良し!」って感じたんだ。早朝はまばらにしか人がいなかったけど、太陽が昇ったら100人くらいのハングリーサーファーがいたんだ。中には怒ってる人もいたよ。Haha. 2時間以上サーフィンをして、5本の波をキャッチしたよ。アウトにいた中で最年長にしてはまあまあかな。Haha.

怪我をしなくて本当に良かったっていう日でもあり、サーフィンと母なる自然に感謝しないとと思う日でもあったよ。

帰りの運転中はアメージングだったよ。クリスマスソングを歌って、ずっと笑顔だったんだ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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