Indonesia Rapid Tidel Rise

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今回のトリップに来るとき、初日にビッグスウェルが来るというのはみんなわかってた。インドネシアは潮の干満に敏感だから、波が小さそうでも、状況はあっという間に変わるということも知ってた。ボートで出航した時はヘッドハイもなくソフトな波だったから、スーパーファンセッションになりそうだったんだ。


パーフェクトなライトのチューブ波を求めてボートから海へ飛び込んだ。着いたときはアタマくらいだったけど、すぐに波はサイズアップした。アウトには誰もいなかったから、テイクオフゾーンを把握しなければいけなかった。かなり際どいドロップをするのにシャローなスラブで波待ちした。僕の2本目までは浅いリーフでソリッドな6フィート、ダブルオーバーヘッドのセットがチューブを巻いてた。すごくパワフルで分厚い波だった。鼓動が早くなるのがわかって、それを抑えなきゃと思った。深呼吸をして、頭を下げて強くパドルしたら、あとは乗るだけ!


その後、戻る途中でScar Reefをもう一度チェックした。早朝に比べると海の様子はガラリと変わり、生き返ったようだった!沖には2人しかいなかったから、カーターとサーフすることにした。僕らがラインナップに着く頃にはセットはどんどん大きくなっていった。ちょうど僕らがサーフィンした時間帯は4フィートから8フィートまでパンプしていった!あんなパワーを感じたのは久しぶりだった。わずか4人だけでScar Reefをサーフしたのは本当にレアなことだ。18人でムネサイズの波乗りをした朝に比べたら、2人で8フィートに乗る方がいい。まさに夢のような出来事だったよ!


その日の出来事をキャッチアップしようとリゾートへ戻った。ストーリーはたくさんあるけど、もう寝る時間だ。明日もジャイアントでエピックになりそう!Goodnight from Sumbawa!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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