Backdoor: Ride or Die Part 3

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バックドアでの最高にクレイジーなライディングの話に戻ろう。この写真は、悪いことが起きそうだと分かるとき。普通のテイクオフから、目の前に4人がいることに気づくまで。ジョンジョンは左側の波のトップでプルバックしている。彼は問題ナシ。問題なのは、僕のライン上でドルフィンスルーをしている3人のサーファーたち。かなり気が散る。そして最大の問題は、僕の真下でドルフィンしているボディボーダー。よく見ると、僕のすぐ真下にいるのが分かるだろう。彼がドルフィンをしたことで、僕のサーフボードの下の波が急に盛り上がり、軌道が変わってしまった。


僕はまだフォーカスし、ラインをリカバーする自信がある。テイクオフはパーフェクトだったし、チューブに入るラインもパーフェクトだった。人生最高のチューブの1本のスタートだったんだ。すると次の瞬間、悪夢が始まった。OMG!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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