Backdoor: Ride or Die Part 5

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ドロップしたとき、フィンが横滑りしてコントロールをリカバーできなかった。これがちょうど最後の瞬間ギリギリまでトライしていたところだ。振り返ってみると、もっとヒザを曲げておけば良かった。この波をメイクできていたら、史上最大のリカバリーになっていたはずだ。


これは安全に着水する場所を探しているところ。クレイジーなほどあっという間の出来事だったけど、心は落ち着いていたから考える時間はたくさんあった。波が頭上で割れるまえにコケておいた方がいいと思ったんだ。左腕を下に向けて海面に突き刺し、波の後ろに吸い込まれないようにしているのがみえるかな。


最初に左腕、そして左肩。僕は着水したい場所をきっちり見ていた。このワイプアウトは超クレイジーそうに感じるけど、実際はかなり安全なんだよ。ただ、安全な着水は結果の一部分でしかない。そのほかは母なる自然が支配するんだ…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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