ドロップしたとき、フィンが横滑りしてコントロールをリカバーできなかった。これがちょうど最後の瞬間ギリギリまでトライしていたところだ。振り返ってみると、もっとヒザを曲げておけば良かった。この波をメイクできていたら、史上最大のリカバリーになっていたはずだ。
これは安全に着水する場所を探しているところ。クレイジーなほどあっという間の出来事だったけど、心は落ち着いていたから考える時間はたくさんあった。波が頭上で割れるまえにコケておいた方がいいと思ったんだ。左腕を下に向けて海面に突き刺し、波の後ろに吸い込まれないようにしているのがみえるかな。
最初に左腕、そして左肩。僕は着水したい場所をきっちり見ていた。このワイプアウトは超クレイジーそうに感じるけど、実際はかなり安全なんだよ。ただ、安全な着水は結果の一部分でしかない。そのほかは母なる自然が支配するんだ…