Tiger Shark Day

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みんなはまだ僕にこう聞くんだ。「ハワイにはサメがいるの?」ってね。僕の答えはいつもこうだ。「海にいるなら、サメはいる。」僕たちは彼らのテリトリーにいるし、もっとそのことを考えると、楽しめなくなるよ。ダイバーとして、僕たちは無事に家に帰るまでサメのことを話したくないんだ。

このUkuを撃った後、僕はそれを殺すためにその頭にナイフを入れたんだ。その時血が出始めたんだ。ここで凄く注意が必要になる。それははらぺこのサメのタダ飯を食べるために彼らはやって来て、みんな手や頭をすぐに食べちゃうだろう。あるいは両方ともね。僕がこの写真を撮影した5秒後、僕は右肩越しに何か変な感じがしたんだ。

このタイガーシャークはタダ飯を食べる準備をしだして、数フィート離れた所で大きく口を開けていたんだ。僕が見ていなかったら、多分今日このブログをここで書いていなかっただろうね。僕がサメを見たことを彼がわかった時、彼は左に周り、僕の側に泳いでいた。彼が僕の魚を見ていた時、僕は彼の目をじっと見ていたんだ。今まで経験した中で1番ビューティフルなことの一つだったよ。

それから僕の左肩越しに見ていると、あの大きなタイガーシャークを追いかけているKimo Gasparというもう一匹のサメが見えたよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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