女川町までの道のりは何だか悲しかった。本当に、3カ月前に見た時よりも色んなことが良くなっていて欲しいと思ってた。もう人はあまり住んでいなかったし、緑もなく建物も何もなかった。もう少し生き物の存在を期待していたけれど、少しがっかりした。津波の後5回東北に来た僕は、複雑な思いだった。仙台や石巻のように、完全に復興したような町もあるけれど、ある通りを曲がれば、終わりには程遠い場所がある。満潮が来て村のいくつかを洗い流し、家々は完全にぺちゃんこになったままだ。村の人たちは、今も答えを探しているみたいだ。
いくつか希望の兆しがあったのはいい事だ。みんなの希望の兆しが見られて嬉しかったし、全てを元に戻そうとする力を感じたよ。戸田さんとトーコさんがHopeの日本国旗を掲げた。
秋に日本に来ることはめったにない。実際これが2回目。山がカラフルな木で色づいているのを見るのはアメージングで、全てが生きているみたいだったし、空気もすごく新鮮だった!これぞ、まさに美しい国!
僕らは女川と石巻をぐるっと周って来た。友達に会い、近況を聞いてきた。ポジティブなのは、もうすぐ良くなりそうだと感じたこと。津波から8カ月たち、まだ収束するには時間がかかるけど、ただベストを祈るばかりだ。日本人の強さには、感銘を受けるよ。
仙台のキクちゃんへ
女川へ連れて行ってくれて、残された人たちと繋がりを持たせてくれて、ありがとう。君の意思やパワーは素晴らしい!いつも笑顔で、みんなを助けて、希望をずっと抱き続けてね。僕らはいつでも君の味方だよ!
石巻のナオミさんへ
あなたの力強さと勇気が僕を奮い立たせてくれました。もちろん子供たちも、家族の皆さんも。あなたたち皆さんにやる気をもらいました。あなたに会えて本当に良かったです。どうか、希望を手放さないで下さい。あなた達をサポートする多くの人がずっとそばにいます。いつまでも強くいて下さい。また来ますね!
僕らのミッションに寄付したりサポートしてくれた皆さんへ
僕が唯一言えることは、みんながたくさんの人たちを笑顔にしたということ。みんなの優しさは忘れられることはないだろう。僕は、世界で一番、色んなものを与えたという事の証人になれてすごくハッピーだよ。
3日目が始まる。さらにたくさんしなきゃいけない事があるよ!have a wonderful day!