サノさんを覚えてる?そう、僕がノースショアに連れて行ったサーフィン歴1年のヤングサーファー。姉がビーチにいて、アクションの全てを写真に収めていたんだ。パドルアウトしたら、彼が超ナーバスになったのを覚えているよ。僕は“呼吸して!深呼吸!”と言った。
波が来たから“パドル!!!パドル!!!”と叫んで、彼は初めてのノースショアウェーブに乗ったんだ。この写真は友達への証拠だよ。マウイのボディーボーダーLeroy、サノさんにこの波を教えてくれてありがとう。pure stoke!
アウトに出る途中、バレルに入ったことがあるかサノさんに聞いた。彼は、“分からない”だって(笑)じゃあ、サノさん、これがきっと君の生まれて初めてのバレルだ。サーフィン歴1年でノースショアのバレルに入った?すごいヤツだ!
海からあがった後、サノさんに“さぁ、戻ってもっと波に乗ろうか”と聞いた。彼は僕を見て、“ノーサンキュー。腕がゴムみたいだよ”と言った。生きて帰ってこられただけで嬉しいだろうなって思った(笑) 車に戻ってタウンに戻っている間中、サノさんはずっと寝てた。ホントに疲れたんだね。でもこんな瞬間が、僕に仕事が大好きだと思わせてくれるんだ。みんなのポテンシャルを出させてあげるのが大好き。それはトニー・モニーツが教えてくれたこと。そして面白いことに、タミー・モニーツが写真を写してくれていた。もしトニーやタミーがいなければ、今の自分はいなかっただろう。それに、サノさんもウィンターシーズンの間にノースショアでサーフィンすることも無かったかもしれない。だから、二人には感謝するべきかも知れないね。笑