JAL Surfboard Check…

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飛行機にサーフボードを乗せる料金が変わった事は知っていたけど、調査してみたくなった。自分にだけじゃなくて、ジャパンエアーで旅行するサーファーのためにね。ボードバックにボード1枚とダイブガンとフィンを詰めて、バックは結構重くなった。ホノルルエアーポートに着き、チェックインした。カウンターの女の人がバックに何枚サーフボードが入っているかと聞くので、1枚と答えると、同じ質問をまたしてきて、1枚と答えると、次はバックを開けろと言ってきた。僕がノーと言うと、また同じ事を言ってきて、僕はまたノーと言った。鍵を付けていたので彼らはバックを開けられない。また開ける様に言われ、”どうして開けなくてはいけないの? 僕はボードが一枚しか入っていないって言っているのに”。とうとう彼女は強行手段に出て、セキュリティーを呼んできた。鍵を壊されたくなかったのでバックを開けた。彼女はバックの中を触って1枚しかボードが入っていない事を確かめ、他の女の人に”yeah, ボードは1枚だけよと言った”。僕は頭を振りながら呆然とそれを見ていたよ…
ゲイトの近くでJALの友達と会った、さっきの女の子に誤っておいてくれる様に頼んだ。意地悪したかった訳じゃない。サーファーが、どの位これからもオーバーチャージされるのだろう。時間もチャージされる。エアラインはサーファーが嫌いだ。どうしてゴルファーは重いあのバックをフリーで乗せられるの? どうして自転車をフリーで乗せられるの? どうしてseth monizはサーフボードボックスにギターを入れてフリーで乗せられるの? 分らない。新しい料金に腹が立つけど仕方がない。何ができる? ボード1枚で旅行して、ボードが壊れて旅行が台無しにならない事を望むか、億万長者と結婚して、持っていきたいだけのボードを持っていくか。でも覚えておいて、JALのスタッフは必ずボードバックを開けて何枚入っているか確認するよ。だからずるしようとしない方がいい。見つかるからね…. good luck surfers….

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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