Surf School/Happy Man/Surf Kid

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photo: toda
今回のトリップで日本に来た理由は、このイベントがあったから。福島の子ども達がずっと遠ざかっていた海に戻れるのがどれほど大切かは分かってた。だからこのイベントを逃したくなかったし、逃さなくて良かった。ユミエちゃんとキリちゃんはこのスクールに人を集め、素晴らしい仕事をしてくれた。good job girls!
イベントの後、何日か日本にステイして台風スウェルでサーフィン出来たらと思ってた。でも台風は絶対コントロールできない。台風は好きな時にやって来て、どんな方向にでも移動する。ハワイの友達は、1週間日本に来て、台風スウェルでサーフィンしたいと言ってる。でも彼らには、ありえないって言ってる。ここで時間を費やせるなら超ラッキーだろう。だけど僕よりもラッキーな人なんて、今回は誰もいなかったと思う。台風は僕が行きたかったスポットのどちらの方向にもパーフェクトなスウェルを送り込んだんだ。波、風向き、天気はパーフェクトだった。そして、今日出発する予定なんだけど、どうなると思う?スウェルが全部なくなっちゃったんだって。今月末にまた日本に戻って来るから、グッドウェーブをスコアできたら最高だな。もしそうじゃなくても、最高だよ。日本にいて、友達とハングアウト出来るだけでいいんだ。でも今は、楽しい時間は終わり。今夜ハワイに戻るから、自分のベッドと壊れた車が楽しみだよ。笑
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photo: matsukawa
このバレルがどれくらいロングだったか分かる?写真53枚分だよ。yeah, マツはこのバレルのシークエンスを53枚撮ってくれたから、この時のことを思い出せてスーパーラッキーだ。100万ドルの宝くじに当たったとしてもこんなにハッピーにはなれない。これは、アメージングなチューブを抜け出した瞬間だよ。決して忘れられない瞬間。
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photo: matsukawa
和歌山に来るといつも、レンノスケに一緒にサーフィンに行きたいか質問してた。レンノスケは“ノー”って言ってた。でも今回彼に聞いたら、何も言わなかった。それは僕にとっては“イエス”。だからボードを持ってビーチへ向かった。だから今の僕には新しい磯ノ浦のビーチパートナーがいるんだ。A new surfer is born! Go-renosuke!
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KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide