M7: Never Forget

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日本で去年起きた津波と地震のことを世界のほとんどの人が忘れてしまっているけど、僕らは絶対に忘れない。昨日の朝、ニュースを見たら、地震が来て夕方に日本に津波が来たと出ていた。また別な地震が来て、津波が起きたんだ。幸い、小さめだったらしい。
だけど、昔の記憶が蘇った。実際、3/11直後、仙台にいて車の中で寝ていた時に巨大な地震が来たんだ。あれは恐怖だった。僕は今回の地震や何千回も起きてる余震でみんながどんな気分なのか想像できる。地球が落ち着いてくれることを願ってる。
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これは3/11の4週間後に牡鹿半島で初めて写したものの1枚。完全に津波っ流された村を見ながら海岸線をドライブするのは悲しかった。東北の人達は今でも形見や大切な人を探してる。みんなの空虚な表情が頭から離れない。
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福島から岩手で、壊滅状態の街を見た。こんな景色を見ながら何時間も運転することを想像して。全然言葉が出なかった。
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誰も見つけられなかった地域を見つけた時、これこそが僕らのミッションに価値があると思った。避難を拒否していた人もいて、僕らはそういう人達を探していた。そして、みんなが寄付してくれた物を、ふさわしい人達へ届けた。少しずつ笑顔が戻り始めたら、みんなの笑顔が僕らにパワーをくれた。
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小渕浜には僕らチームみんなそれぞれの心のよりどころ。みんなの強さが僕に色んなことを教えてくれた。あれ以降、さらに一生懸命仕事して、文句言わないようにしようとしてる。もちろん、全てのことに感謝してるよ。今あるものも、そうでないものにも。
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それで、ミッション7が来週スタートする。チームが集まる。聞くところによると、凍えるほど寒いらしい。でもさ、ミッション2の時に車とテントで寝たときは0度の凍えるような寒さだったんだ。寝る前に誰かが窓を閉め忘れてたの、今でも覚えてるよ。寒くて目が覚めた!それ以来、どんなことでもハンドルできる。
** 昨日、小渕浜の木村さんに連絡した。牡蠣もワカメも金曜日の津波で無事だったって言ってた。that is great news! 木村さんと話ができて嬉しかった。see you in a week!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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