これは最近のバリでの出来事。30回以上バリに行ってて、数え切れないほどローコストキャリアに乗った。飛行機に乗れば飛べるけど、現実にはクラッシュすることもある。僕が嫌いなのは、コントロール不能なシチュエーションで身動きができない事だ。でもクラッシュしてしまったら、自分の運命はコントロールするつもり。フリーダイビングでどんなシチュエーションでもパニックにならないことを学んだから、パニックにはならないはず。もし自分の飛行機がクラッシュしたら、シートベルトをきつく締めてしっかり握り、目を閉じるだけだ。もし目を開けた時に生き延びていれば、サバイバルモードに突入。一番近い非常口がどこかもちゃんと知ってる。いつも離陸前にチェックしてるから。ドアを開けて、みんなを追い出してから僕も飛び降りて、死に物狂いで逃げるはず。そして、次にハワイに帰る飛行機に乗っても、多分同じローコストキャリアかもね。笑
いつもみんなには、人生のどの瞬間も最後かも知れないと思ってエンジョイするべきだって言ってる。僕らは、あっという間に人生が終わってしまうような世界に生きてるんだ。コントロールできることもあれば、出来ないこともある。飛行機はコントロールできない。20年前、僕は“二度とライアンエアーには乗らない!”って言ってた。それに、チャイナエアラインとガルーダ航空がクラッシュしたときも、同じこと言ってた。でも、今でもそんなエアラインに乗ってるし、これからも乗るだろう。コントロールできないことから逃げたり隠れたりできないんだから、ただ流れに身を任せ、人生のどんな瞬間もエンジョイしようっていうのが僕からのアドバイス。そして、もしそれが出来れば、君が乗った飛行機がクラッシュしても可哀想って思わないかも。だって、ハッピーパーソンとしてやってきたんだから。それに、僕の飛行機が落ちても、“みんなと出会えて良かった!and keep on surfing!”って言うと思うよ。