Diamond Head Hardcore Surfing….

506

こんばんは。朝早く起きて僕のボードのへこみを直した。日曜の朝にサンディングするのはハッピーな事ではない。でもこれもサーファーの仕事の1つでもある。そして車のブレーキも直さなければならなかった。数日前からメタルとメタルが刷れていた。良く無い。パッドを換えて今は良くなった。朝10時には終わり、ノースショアの波がジャンクだったので何をしようか考えた。家にいてコンピューターする事も考えたけど10分後に目についたものがあった。。。

最近とても忙しいので新しいボードがあった事を忘れてた。僕の家の隅にあって”try me”と言っていた。。。僕の新しいマッチシェープの6’0。

FCSに乗って10年以上になる。FCSが出てからずっとだ。今年は何か違うものが欲しかったので僕のボードはすべてグラスオンフィンにした。そして全然違う。僕の新しいボードはもっとドライブがきいてとてもしっかりした感じだ。そしていつもフィンを換えるのに迷ったりしなくて済む。だからこれからハワイではグラスオンフィンをオーダーする。でも旅するにはFCSが一番だ。。。

とにかくボードにワックスしてダイヤモンドヘッドに行き台風並みの強風サーフを予測してた。そしてその通り。海にはサーファーが一人もいなくてウィンドサーファーが一人だけ。ビーチに行くと唯一のウィンドサーファーも上がり僕に”君はハードコアだね”と言った。僕は彼を見て”何?”と聞くと”海は荒れていてウィンドサーフィンにも風が強過ぎだよ。”と言われた。僕は3つの事を考えた。1つは新品のボードを試したかった事、2つ目は日曜で海に誰もいなかった事、そして3つ目は暖かいウェットを着てた事。ハードコア?そうだね。ライトハウスでパドルアウトしながら目の前に4’の波が上がってきたのでテイクオフし、これが久しぶりの良い波となった。スウェルがすごくイーストだったのでシャワーの前のスポットが波立ってたのを初めて見た。結局そこで1時間程サーフィンしてパーフェクトライトを20本程乗った。僕一人で。そしてずっと”ハードコア”って事を考えてた。この冬でもノースショアを含めたベストセッションのうちの1つだろう。ボードはとても調子がいいし、ウェット着て暖かかったし海を独り占めできた。やっと上がった時日本人サーファーがボードを持って降りてきたのが見えた。だから僕は彼を見て”ハードコアだね”と言った。彼が僕の言った事を理解できたかどうかわかんないけど今日の僕と同じように気分がいいといいね。。。

チャイナタウンにランチを食べに行った。いつもここへ行くと道にあふれる人々の多さに驚いてしまう。まるで本場の中国にいる気分。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide