僕が小さい頃から毎回祖父母の家に行くとハワイアンサンのジュースをビニール袋に入れて持ち帰らせてくれた。僕の兄と姉にも同様にしていた。今日でも!!もらってしまうとおじいちゃんが重たいのにまた買いにいかないといけないから、僕はよく断っていた。でも最近は笑顔で持ち帰る。おじいちゃんは僕に本当にあげたいのだし、ファミリートラディションをキープしたいんだろう。そしてそれは僕にとってもとても大事だから。。。
これが僕の唯一生存している祖父。福永おじいちゃんは91歳。彼はとても健康でエネルギーがある。僕らが生まれた時からずっとここにいる。毎回彼の家に行くと富士山の事や日本文化、第二次世界大戦、アメリカ日系人2世としての苦労などについて話をする。長年の経験があり僕はすべて知りたい。今度おじいちゃんに会ったら僕のルーツについて聞いてみるよ。ひいおじいちゃんの名前と生まれた場所を聞く事から始める。楽しみだな。。。
最近おじいちゃんの家から帰るのは僕にとってもつらい。おばあちゃんが植えた花々と素晴らしい庭を思い出す。そして僕が車に乗ると祖父母は僕の車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。今ではおじいちゃんだけが手を振って見送ってくれて、僕は角を曲がるとすぐ涙がこらえられなくなってくる。。。もうつら過ぎるのでもうこの辺で止めとくよ。。。