Kobochihama Oysters

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小渕浜の海にまた行けて、最高だった。元に戻りつつある漁村の進歩が見られたのは、初めて4月11日に小渕浜に行ったときの僕の夢でもあった。最悪な状況を見てきたけど、それは終わったようだ。状況は良くなりそうだから、ここは復興を諦めなかった村としてはパーフェクトな手本だ。キムラさんは、津波が来た日に海に出ていたときのボートに乗せてくれた。日本の漁師さんは、津波警報がでたら、まずは船を沖合に出す。彼はひとりぼっちで、食べ物も水もなく、凍える寒さをしのいだ。2日後、漁港に戻ったときには、全てが壊滅状態だった。見るに耐えなかったはずだ。
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みんな知っているとおり、僕は海の全てが好きだ。そして、ジャパニーズカルチャーも大好きだ。2つを同時に経験できたのは、最高だった。木村さんがオイスターを収穫しに45フィートの船をコントロールしてるのをずっと見てた。彼は全部1人で作業していて、僕は見てただけ。色んなことを学んだよ。いつか僕もビッグな船をコントロールして、魚を釣れるようになりたい。そしてもっと自信が持てる。
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海から口のなかへ。今までの人生、こんなフレッシュなオイスターは食べたことがない。世界一美味しい。そして、木村さんが今度僕が日本に来た時には、カキを送ってくれるっていってくれたなんて最高でしょ。yeah!
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初めてここに来た時、道路はガレキに覆われていて、歩くことすらできなかった。今では綺麗に掃除されて、木村さんの家まで歩くのも気分がいい。オイスターを持ち帰って、全部食べたよ!
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ハワイのレストランに行ったら、メニューに”fresh oysters”っていうのを時々見るだろう。ハワイにはオイスターがいないから、フレッシュじゃない。海で漁師さんが捕まえたときから、処理して、運んで、レストランに届くまで何週間かかかる。ここ日本だったら、フレッシュはフレッシュだ。だから、本当の意味でフレッシュ!また食べにくるのが待ち遠しいな。
キムラさん、ボートに乗せてくれてありがとうございました。カルチャーを教えてくださったことも感謝しています。なんてポジティブなんだろう。
僕が思うに、キムラさんは本物のサムライ!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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