Big or Small is OK!

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色んなタイプのボートに乗った。ビッグなの、ミディアム、スモール。どれにもそれぞれ良いところと悪いところがある。ビッグなのは維持するのにコストがかなりかかるけど、スモールなのはすごく安い。ビッグなのはいっぱい友達を乗せられるけど、小さければ乗せられない。で、ドリームボートはどんなのなんだろう?ミディアムかな?
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このヨットはAlexander。今まで乗ったなかで一番でかくてベストなボートだ。建設するのに60,000,000ドルかかり、維持費は年間5,000,000ドルはする。乗るのには最高だけど、所有するのはキツいかな。
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そして、僕の小さなドリームボート。13,000ドルで造られ、維持費は年間200ドル。かなりの差じゃない?ここ何年もの間、僕のところへたくさんの人が買いたいと言いにきた。僕の答えは、”売り物じゃないよ”。そして、ここ数ヶ月の間、40人くらいが売って欲しいと言ってきた。答えは、”売るかもね”。こんな感じのカスタムボードはハワイでは見つけられない。僕はこのボートに乗っていっぱい素晴らしい思い出を作り、経験してきた。ずっと僕の彼女だし、友達を扱うよりも大切にしてきた。つながりが深いから、手放すのはつらい。
でも、もっとビッグでベターなボートに出会うときがきたら、バイバイしなきゃいけないかも。イージーじゃないけど、彼女をちゃんとテイクケアしてくれる人が、ボートを売る誰かになるだろう。でも、そういって僕がずっとキープしておくかも知れないけどね。笑  生きていると手放せない何かってある。このボートはそんなものの一つだ。
このブログを読み返せば、今、どれほど僕が迷ってるか分かるはず。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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