The Day has Come!

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10年前くらいに、マキ・ハヤトと一緒にボートトリップへ行った。12日間、ボートでノーススマトラのディープなところまで旅をした。ある夜、サシミ用の魚を獲りにスピアガンを取り出したら、ハヤトも1本出してきて、”僕が持ってきたスピアガン見て。こんなのどうやって使う?”と言った。僕は”wow!どこでゲットした?”と聞いたら、友達のカミオが貸してくれたんだと言った。まだ新品で、使ったことがなさそうで、僕はちょっとビックリした。まだダイブしたことのない人がこういうビッグなスピアガンを持ってるのが面白かった。
とりあえず、僕らは海に潜った。ハヤトがスピアガンをロードしようとしてるのを見てたけど、バンドがキツくて無理そうだった。最初は手伝ってあげた。その日が新品でお気に入りのガンの初日となった。いや、彼は何もキャッチできなかったけど、何としても魚を獲ろうという男の目つきだった。いつも一生懸命にトライして決して諦めないし、ダイビングにハマってる。その時のトリップで彼が潜ったのは10フィートで、20秒くらい息を止められた。
何年間も、僕らは一緒に潜った。ハワイ、インドネシア、モルディブ、日本で。ハヤトがより深く潜り、より長く息を止められるように進歩したのにも気付いた。危うくタイガーシャークにヤられるところだったのも見たことあるよ。笑 海底でのウブな目を見てるだけでも、エンターテイメントだった。笑い合い、学んだことは決して忘れない。
フリーダイビングは別世界。スピアを持って世界中のどこかの海に飛び込んで、ディナー用に魚を持ち帰れば、キミはハッピーマン。最高!
photo 3
それで、昨日の夜、ハヤトから、スピアダイブの世界に誘ってくれてありがとうとメールが来たんだ。僕のダイビングデイズの中でも最高に嬉しかった。僕にとっては本当に思い入れのある出来事だ。ハヤトが一生懸命トライして、諦めなかったのを見てきたから。ビッグなチャンスを逃すところも見たし、相当がっかりしてる姿や、ヒュージな魚を釣り上げるチャンスをミスしてイラついてたのも見た。いつも彼に、”hey、来るときはくるよ。簡単にね!”って言ってた。それで、ハヤトにこの日が来た!i’m super proud of you dude!
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KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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