Keep Molokai, Molokai!

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キューバに行くとまるで50年前のアメリカに戻ったようだ。モロカイに行くとまるで100年前のハワイに戻ったようだ。陸と海でのシンプルな生活。ここへ行って初めて天然資源の大切さを実感する。
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そして100%本当のハワイアンから陸でどう生きるかを習うのは学校では絶対学べないことだ。
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そして彼らが直に潜るのを見ていると驚く。この旅でただ座って見て学んだ。魚をとって帰りさばいてみんなでシェアする。これがモロカイのやり方。
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Dino がさばいている。ここで無駄にするものはない。とったものは食べる。シンプル。
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モロカイの近さはアメージングだが、ピュアなハワイアンカルチャーからはオアフとは遠い。それはシンプルなライフスタイル。島で生活して家族の面倒を見る。
1年前オアフからのフリーダイバーがボートでモロカイに行きクーラーいっぱいに魚を全部スピアして穫りオアフに戻って中華レストランに売りさばいた。モロカイローカルの何人かがとても怒り彼らのボートに行きスピアガンを海に投げもう二度と来るなと言った。オアフに戻ってきて彼らは警察を呼んだ。僕が思うにはモロカイは違う。人々は自分の土地と資源を守る。必要なだけ穫りそれで終わり。彼らの海はまるで冷蔵庫と同じ。だから他の島の人が行って彼らの海を荒らすのはまるで泥棒と同じだ。 僕は彼らの生き方をリスペクトして、彼らの文化をリスペクトする。僕からすればそれをしたオアフからのフリーダイバー達が間違ってる。この美しい島で生活しているハワイアン達をもっとリスペクトするべきだ。僕はこれをモロカイのハワイアン達から学び、みんなもリスペクトしてくれるといいと思う。
だからあと1つ言いたい:
Keep Molokai Molokai!
それからあともう1つ:
Keep Cuba Cuba!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide