サーファーはパイプラインを自分の力で乗りこなそうとする。それには何年もかかるし、すごいハイリスクが伴う。ケガをしたり、ぶちのめされたりする。僕には全てを教えてくれる義理の兄のトニー・モニーツがいたからラッキーだった。風、スウェルディレクション、カレント、リーフ、怖いもの全て、そしてヘビーローカルとの関係。トニーが教えてくれたことを活かして今まで30年間パイプラインでサーフしてきたし、いまではそのことをネクストジェネレーションに伝えることができる。だから、パドルアウトする前に、アオイに”僕のすぐ近くにいれば、どんなことでも大丈夫だからね!”と言った。
僕にとってパイプに入ることはノーマルだが、アオイはインサイドにもビビっていたはず。
そしてno, 波は全然スモールじゃなかった。実際、ソリッドな3−5フィート、フェイスで10フィートだった。こちらはテイラー・ノックス。彼は身長180cmだから分かるよね。
僕は一番短い5’10のショートボードを持って行った。もしも波がこんなにビッグだと知っていたら乗らなかったようなやつ。でもさ、生きてくためには、やらなきゃいけないこともあるんだ。
アオイはレフト、僕はライト。パドルバックするたびに、彼を見て笑顔になってた。
and Aoi ripping the ends!
こういう日は、いつもなら6’2に乗る。そうすれば、バックドアのバレルもこのままかなりイージーにメイクできるだろう。
だけど、僕の5’10だと、チューブのインサイドのスピードについていけず飲み込まれてしまう。そして巻かれてリーフに叩き付けられてた。gosh, こんなふうに波にやられるのもいい気分。久しぶりだしね!
キッズは最近リッピングしてるよ。amazing!
アオイはロブ・マチャド、ジョエル・パーキンソン、ミック・ファニング、テイラー・ノックス、いろんなスーパーサーフィンヒーローたちに会った!
アオイをサーフィンに連れて行くと、僕とそっくりなところを見つけるんだ。僕も彼とまったく同じ状況だったことがあった。だから、この子をコーチして、素晴らしいサーファーへと育っていくのを見るのはやりがいがあると感じてる!