長い一日の後、ついに僕らは3台のうち最後の車から物資を渡し終えた。東京に戻る途中、仙台でガソリンを満タンにしようとスタンドに寄っていた。Accoちゃんが、走って“地震だ”と言ったとたん、地面が揺れ始めた。外に出たら、水の上を歩いているみたいで、変な気分だった。ガソリンスタンドにいた人が、“たったの震度5だよ”と言って笑った。後で震度6くらいだとわかった。福島の高速道路は閉鎖され、従業員たちが原発から避難して、僕らはまた立ち往生になった。彼らがそうするのはとがめないけど。今日もまた車の中では寝たくなかった。僕にはシャワーと温かいベッド、そして気がおかしくなる前に、一人きりになれる部屋が必要だった。母なる地球が怒っていて、落ち着きそうにない。地球をリスペクトしよう! これがこの旅で2回目の大きな地震だけど、もうこれ以上は望まないよ。僕らはひどい渋滞につかまっていて、長い夜になるだろう。幸運を祈っていて…そして、明日は今日よりも良い一日になり