Hugs and Kisses

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今回のトリップ中に僕はセイラちゃんにヘッドスタンドのやり方を教えたんだ。彼女は最初は奮闘していたけど、毎日練習していたらできるようになったんだ。ヘッドスタンドをするには力を入れないことだ。集中することだけなんだ…

僕はセイラちゃんの隣で桟橋を歩いていたんだ。そして後ろを見たら彼女はまだ桟橋のはじめの方にいるよね?これも彼女に教えるのを忘れちゃったことだよ。haha.
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僕はゲラゲラ笑っていたんだ。岩の上を歩くことはサーフィンには必要なところなんだ。だってカニみたいにはい歩きしながらしか行けない場所が沢山あるからね。だからサーファーは岩の上を歩くのが上手くなるんだよ…
僕はこのコロナウィルスの件はポジティブに捉えているんだ。唯一悲しいことはもはや人に近づくことができないことだ。先日、僕はビーチで友達を見かけたんだ。僕は彼女にハグをしに行こうとしたんだけど、彼女は”no!”と言って逃げてしまったんだ。僕はお互い6フィート離れないといけないっていうことを忘れていたんだ。それから家に帰ったら、子供たちみんなが僕の家の外で遊んでいた。僕はみんなにハグとキスをしたかったんだ。でもそうすべきではないってわかっていた。これが終わったら僕は人にハグをするつもりだ。そして絶対に離さないよ。だってこれが終わったらみんなハグが必要になるだろうからね…
(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide