Go Thick!

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混雑具合が薄れてきたようだ。早朝ボウルズでサーフィンしたけど、ローカルたちは状況をよく把握しているようだった。thank goodness…wait!!!ボウルズのシャワーの目の前に、こんなホットドック屋のテントなんていつからある???? マジ?パブリックビーチでこんなの見たくないよ… 数カ月前から、マットにもっと分厚いボードをゲットさせようとしてた。彼はオールドスクールなサーファーだから、薄いボードが好きなんだ。でも僕は、ボードが分厚ければ分厚いほど、多くの波をキャッチできるんだと彼に説明し続けてきた。多くの波に乗るイコール、さらにストークってこと。そしてボウルズで薄めのボードを持ったマットに会った。カーターがそのボードは薄すぎると話してた。そしたらマットが僕に、”OK, もっと分厚いボードをオーダーしたいな”だって。haha. 2人の意見がある人の気持ちを変えることもあるよね。マットは70歳。ふさわしいボードが見つかれば、これからの人生が変わることになるだろう…カーターは何カ月もフォイルしていなかったけど、中断してたところから、いい感じの再開だ。stoke!  歳上の人として、いつもアサヤマさんのことをお手本にしている。パイプライン/バックドアに連れて行った時は68歳だったんだ。自信もたっぷり、そしてさらに重要なのは、正しいボードに乗るということ。分厚くてイージー…  この日のことはすごく鮮明に覚えているよ。アサヤマさんの夢はパイプラインでサーフすることで、それが実現した。人生において、こういうことが言える人はそう多くない。だから、世界で一番デンジャラスで有名なサーフスポットでサーフする夢が叶ったんだよ…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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