You Both Need a Surf Lesson!

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彼女たちを見てすぐに、どうなるかが分かった。同じ波に4人がパドルしているのを見つつ、パドルアウトしていたんだ。右側の女の子はビギナーだから、気をつけて見ていて。 明らかに彼女はちゃんとした方法を教えてもらっていないから、後ろを見てはいない。そう、かなりデンジャラスってこと。そして波が彼女をプッシュしたらパニックに。レールをつかんで止まることができない。奥にいたロングボードの女の子がすでに立ち上って波に乗っているけど、彼女のことに気づいていない。 ビギナーの子は止まらないし、必死にしがみつくことしかできない。こういう時、”omg, まずいことになりそうだ”と思うんだ。 幸い、ロングボードの子がビギナーに気づいたけど、彼女のいる方向へ進んでしまった。 で、ビギナーのサーフボードが水中に入りだした。こうなると、サーフボードはスリングショットになってしまう。すぐにどこかへ飛ばされていくだろう。この写真を撮った直後、ロングボードが女の子の頭のうえに落ちるのが見えた。彼女が潜ったからよかったけど、そうしていなかったら、気絶級の打撃になっていたはずだ。
こういうシチュエーションでは、良くないことは2つ。1つはビギナーの女の子はアウトに出るべきじゃなかった。波は彼女には不釣り合いのサイズだった。2つ目は、ロングボーダーの女の子は、ビギナーの方向へターンするのではなく、波の方へまっすぐに進むべきだった。このシチュエーションでは誰にもいいことはないから、危険なことをしたくないだろう。僕のアドバイスは、彼女たち2人とも、サーフレッスンを受けたほうがいいってこと。それがいつか彼女たちの命を救うかもしれないからね…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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