My Great Roots in Japan

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1年前、僕は日本で自分のルーツを探し始めたのを覚えてる?僕は忘れてないよ。存在するかどうかも分からなかったけど、何年か前に家族のメンバーに会ったことがあるんだ。日系4世だから、もう僕らの家系のいくつかは続いていなかった。だけど発見したんだよ。何の手がかりもなかったけど、日本には恐らく100人くらいの親戚がいると分かって本当に不思議な気分だった。もしかしたら、君は僕のいとこかもね?

僕のお祖父ちゃんオーサキには弟がいて、今年初めに亡くなった。去年は彼に2回会いに行った。お祖父ちゃんの家族に会えた事は、今でもすごく嬉しい。2人が似すぎていて鳥肌が立ったよ。彼の目を見たら、うちのお祖父ちゃんの目を見てるようだった。2人の距離は遠く離れているけど、すごく近くに感じた。こないだ日本からハワイに帰る日に、マサオおじいさんに敬意を表そうと東京に寄った。僕は何をしたらいいのか分からなかったけど、お線香をあげてお参りした。お参りしながら、今、オーサキお祖父ちゃんと一緒に居られてすごく嬉しいって報告したよ。2人とも90歳を超えているけど、充実した人生を送ってきたと思う。
それで、僕は叔母と一緒にマサオおじいさんが残してくれた写真を調べ始めたんだ。

オーサキお祖父ちゃんの若い頃の写真なんて見た事なかったけど、今見ると、面影があるのが分かる。こちらは弟のマサオおじいさん。イイ男でしょ。

こちらが、僕が初めて見たひいおばあちゃんの写真。ひいおばあちゃんは、ノースショアのプランテーション農場で働くために、広島からハワイへ移民としてやって来たんだ。ある分岐点が家系を遡り、僕はさらに深く調べることになった。自分のルーツは僕にとっては重要だし、本当に自分が日本人なんだと気付いてから、より一層日本人であることを誇りに思うようになった。不思議な気持ちと同時に、やりがいがある事だと思ってる。親戚のほとんどが亡くなっているけど、僕と同じくらいの世代のいとこが何人か日本にいるのを知ってる。だから、探すつもりなんだ。
P.S. Thank you Aunty Sumiko for the great sushi lunch!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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