この世界がどれほど狭いか、知りたい??? まず始めに、２人の可愛いニューフレンドを紹介しよう。
左のマサエさんは、僕がハワイで持ち主が分からないボートについてポストしたあとにコンタクトしてきた人。彼女はオーナーを探して、連絡してくれた。それ以来、何度もメールのやりとりをしてきた。ジャパニーズの名前の知識がないせいで、ずっとマサエさんは男性だと思ってた。あとで分かったのは、マサエさんは”It’s Not Just Mud”というNPO団体を率いる、とても意思の強い女性だってこと。彼女は津波が起きてから、石巻でボランティアの支援をしてきた。an amazing person with a great big heart.
そして右にいるのは、マサエさんの高校のクラスメートだったエツコさん。彼女は北上のWe Are One Marketの英語のティーチャーだって！彼女はナオミさんのことを良く知っていて、ヒヨリちゃんに英語を教えているんだって！僕らがいる世界は、びっくりするほど小さいね。東北のグループは友達が増えて、どんどん大きくなってるけど。２人とも、僕らをボートのオーナーとつなげてくれて、感謝してる。おかげで、すごいハッピーエンディングになった。
雄勝は、北上の近くの別な半島にある。超人里離れていて、他の地域からはほぼ孤立してる。コンビニエンスストアやガソリンスタンドもないし、ビッグなお店もない。ただ、ジャングルとピュアで手つかずの自然があるだけ。ドライブはアメージングだった。thank you Masae-san and Etsuko-san for guiding us there.
知らない場所を探検して超ストークした。必ずまた来たいと思う場所。
街から１時間半くらいドライブして、山を抜けたら小さなフィッシングヴィレッジに着いた。息を飲むような景色の小さなベイ。ここがまさにボートが行方不明になった場所だった。
wakame right on the shoreline.
もし、ここに住んでいたら、毎朝ビーチへ散歩して、ミソスープ用にワカメをとるはず。the simple natural life.
こちらがアベさん夫妻。 very happy retired japanese enjoying their peaceful and simple lifestyle.
みんなでくつろいで話しを聞いたり、おしゃべりしたり、お茶を飲んだりおやつを食べたりした。
アベさんは、日本からメキシコまでマグロ漁船で旅をするフィッシャーマンをリタイアした。彼は、セントラルアメリカへの長い旅路の途中、何度も給油のためにハワイに立ち寄っていたそうだ。人生のほぼすべてを捧げた熱心なフィッシャーマン、ウォーターマン。
アベさんは、３月１０日にボートを準備しておこうと思ったそうだ。１１日にウニとワカメを穫りに行こうと思っていたから。そこで津波が来て、ボートは海へ流された。アベさんと奥さんは、それからずっと、どうなっているんだろうと思っていたらしい。そして今、そのボートは、世界で一番ビューティフルで人目につかないビーチに打ち上げられたと知った。５０年の漁師としての人生の区切りみたいなものなのかも。津波のあと、長い時間をかけてハワイにたどり着いたことを考えると、なんてクレイジーなストーリーなんだろうって思う。そして、最高にクレイジーなのは、それを見つけたのが僕だったってこと。そして、みんながつながったことが、最高にビックリする出来事。
世界は狭いって思わない？僕はホントにそうだと思う。
