Trained in Chigasaki

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サーファーたちが初めてサーフィンするためにハワイへ来ると、僕は彼らをサーフィンに連れて行くのが本当にワクワクするんだよね。だって正しいやり方を彼らに見せたいからなんだ。観光客がやってしまうやり方ではなく、リアルサーファーたちが経験する方法をね。だからオーバーヘッドのボウルズへパドルアウトすることはカオちゃんにとって正しい選択だったんだ。でももちろん、僕は彼女に波は胸の高さしかないよって言ってたんだ。彼女にはナーバスになってほしくなかったんだよね。haha.

実は、波はオーバーヘッドで超パワフルだったんだ。上級者しかいなかったよ!こちらは良い波に乗っているボーイズの1人だ。

マツオ、タツヤ、そしてKopeは彼女に本当に上手く教えていた。カオちゃんのスタイルはパーフェクトで彼女は落ち着いていたし、本当にサーフィンが上手かった。なるほど、彼女は今年の宮崎での全日本サーフィン選手権で茅ヶ崎を代表する選手なんだからね。彼女のサーフィンレベルと冷静さに本当に感動したよ。

嘘ついてごめんね。今日はまだ凄くビッグウェーブだったんだ。haha…でもこの写真は大好きだよ!

Ezekiel Lauがパドルアウトしていたから写真を撮る絶好のチャンスだったんだ。

午前中ずっとカオちゃんはローカルたちと一緒にサーフィンをしていた。今日はビッグでパワフルな波の日だったから、きっと凄く自信がついたんだと思うよ。もしあの波がサバイブできたら、これから色んな波をサバイブできるよ!

繰り返すけど、今日彼女の全てに感心させされたよ。正しいボード選びからワックスのチェック、リーシュの取り付け、パドリング、そしてサーフィンスタイルまで全て完璧だったよ。僕がするべきことは彼女をこういう良い波時に入らせて、自分で何とかできるように指導するだけだよ。カオちゃんを凄く上手に教えている茅ヶ崎ボーイズはよく頑張ったよ!

凄く元気で凄くハッピーだし、サーフィンを凄く楽しんでいた。彼女のおかげで素晴らしい朝になったよ!それに茅ヶ崎ボーイズにも感謝だ!今年の台風シーズンに一緒にサーフィンできるといいね!

ちなみに今日僕は3ラウンドサーフィンをして、トータル6時間半海にいたんだ。すっかり日焼けしているからサインオフして両目がくっついてきたよ。goodnight…

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide