SNOWSURF

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今日、スポーツチャンネルを色々観ていたら、ちょっと不思議なものを見つけた。スノーボードをする男性の美しい動画から始まり、よく知っている名前が出てきたから不思議に思ったんだ。TARO TAMAI!omg, Taro-san!!!! でも待てよ? アメリカのTV番組で? もちろん、そのまま観続けた。

そしてもう一人、知り合いの名前が出た。OSAMU OKADA!  omg, Osamu-san!  知ってる!彼らとは一緒にスノーボードをしたり、インドネシアのボートトリップに行ったことがあるんだ!みんな地球上で最もクールなやつらだ。

タイトルは”SNOWSURF – A GENTEM FAMILY STORY”  OK, どうなるかは分かった。この映画は、ニセコに移り住み、雪山でのサーフィンを生み出した日本人サーファーたちの話だ。観たことがなかったから、見逃すわけにはいかなかった!

それからDove Wetsuitsを着ている、馴染みのみんなを見つけた。嬉しかった!彼らは他の人たちが雪の中でスケートボードをしようとしている時に、スノーサーフィンを始めたらしい。今ではスノーサーフィンは数十億ドル規模の産業だ。

yeah, 北海道にはパーフェクトウェーブがある。朝イチにサーフィンをしてから山でスノーボードをして、夕方にまたサーフィンできるような場所なんて、世界のここだけだろう。 dream country.

クールなのは英語の字幕付きだったこと。だから、いろんなことが理解できたし、彼らとのつながりも深まった。彼らは誰よりもバックカントリーのことを知っているのは間違いない。何度か一緒に行ったことがあるけど、バックカントリーは本当にワイルドだった。岩や崖、樹木、穴、そして雪崩。彼らはすべてを理解しているから、僕はいつでも安心だったよ!

これぞ山でのサーフィン。パーフェクトフォーム、ナイスカーヴ、デカいスプレー。i love it! またニセコに行きたくなってきた!もしニセコに行くなら、The Powder Companyガイドを検索してみて。彼らはニセコで最も経験値が高く、誰よりもそのエリアを知り尽くしている。雪山で迷子になりたくないよね。僕は20年前にニセコのバーから、深夜に酔っ払って歩いて帰って死にそうになったことがあるんだ。友達の彼女が、道路脇のパウダースノーに半分埋もれている僕のことを見つけてくれなかったら、次の日にはアイスキャンディーになっていただろう。いまだに、ニセコのみんなはその時のことを話しているはず。haha.

とりあえず、Snowsurfのトレイラーを観てね。観るときは、その言葉ひとつひとつを注意深く聞いてほしい。ボードやエクイップメント、雪とのつながりについて語っているけど、それはまさにサーフィンと同じコンセプトなんだ。早く彼らと一緒に山でサーフできたらいいな!

 

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide