2011年の東日本大震災/津波被害の直後、僕らはあるミッションで岩手へ行った。スギモトさんに会いに行ったら、以前サーフショップだった場所を案内してくれた。津波の高さは40フィート以上に達した。どれくらいの海水がここに流れ込んだか、想像できますか? 木の枝に引っかかっている木片を見てほしい。crazy.
本当にショックを受けたから、この日のことははっきりと覚えている。津波の大きさ、海のパワーには圧倒された。津波は、道ゆくものすべてを破壊した。この日は身体も魂もすでに麻痺していたせいで、雨や気温2度の寒さはどうでもよかった。
いま振り返り、この目で見たものはなんだったのだろうと思う。惨状を目のあたりにして、とても胸が痛んだ。悲劇のある日について聞いたとき、心が張り裂けそうだった。そして、しばらくずっと心が張り裂けたままだった。
BUT, 生き残った方たちの話を聞いて、心の傷が癒えるような気持ちだった。スギモトさんは津波の後にビーチクリーンを始めたそうだ。彼やコミュニティが一丸となり、行動を起こした。ビーチを元どおりにしたいと考え、自治体にプランを提案し、そして彼らの夢が叶った。11年が経ち、ビーチは戻り、コミュニティがビーチを楽しみながら明るい未来を描いている。スギモトさんのようなサーファーたち、サバイバーたちをリスペクトしている。こういう人たちがいるおかげで、変化が生まれるからだ。いつかみんなの笑顔に会いに、岩手にいくのが楽しみです。動画を送ってくれたマツに感謝している。この動画を見たら、涙が溢れるよ…