20年位前に僕はサーフトリップでメキシコへ行ったんだ。僕は地元の漁村を歩いて、フレッシュなシーフードを体験したんだ。でも未だにこれが何だったのかわからないんだよね。牡蠣みたいになんだけど、でも!帆立のような味だったんだ。牡蠣と帆立を混ぜたような味だったよ。
これにフレッシュなライムを絞って、それから冷たいコロナビールにその同じライムを落としてみたんだ。もう天国にいるのかなって思ったよ。
とにかく僕は当時たまたま世界で最高のウォーターフォトグラファーになったScott Aichnerと一緒にメキシコまでフォトサーフトリップを続けていた。僕たちはプエルト•エスコンディドで滞在していて、その時彼は僕にメキシコ人のトッププロサーファーを紹介してくれたんだ。僕たちは10’のプエルト•エスコンディドをサーフィンした。そして彼らはそこではトップの人たちだったんだ。ある日彼らは僕にシークレットスポットでのサーフィンを招待してくれたんだ。彼らは僕に、このスポットを誰かに言ったら殺されてしまうかもって言ったんだ。そして僕は彼らを信用した。あのスポットには名前さえなかったし、そこには他に誰もいなかったんだ。僕たちはボコボコした汚い道に入り、今まで見た中で最高だと言える波をサーフィンしたんだ。あのセッションの後、彼らは僕に起きたことを全部忘れるようにと言ったんだ。そして僕は本当に忘れたんだ。だってメキシコのシークレットスポットをさらすような人になりなくなかったからね。何年か過ぎて、他の人たちが話し始めたよ。そして、気がつくとこのスポットは世界で最高だと言える人気サーフデスティネー•ションの1つになった。そのスポットはバラ•デ •ラ•クルスと呼ばれている。もはやシークレットスポットではない所だよ。
(翻訳: タナカ チヨコ)