Dream Blackout

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今朝は超早くからアウトにいたんだ。なぜなら暗い中にいるのが大好きだからね。そして凄く暗かったよ!

ホノルルのほとんどが眠っている間、僕は毎朝午前3時に何かをやり始める準備をしているんだ。

そしてダイヤモンドヘッドの上に太陽が昇る時までには僕のモーニングセッションはすでに終わっているんだ。またアメージングな日だったよ!

このフリーダイバーは125m潜ろうとしていた。上へ上がる途中、彼は気を失ってしまった。浅い場所でのブラックアウトは上がる途中で起きるんだ。シンプルに眠りに落ちるみたいなんだ。凄くよくあることで、もしスポッターと一緒なら生き延びるチャンスが99%あるだろう。でももしスポッターがいなかったら生き延びるチャンスは0%だよ。

この人は死んでいるように見えるけれど死んでいなかった。彼はぐっすり眠っていたんだ。幸いにも彼のスポッターは彼をつかみ、上へ上げ、彼を生き返らせたんだ。フリーダイバーの多くはそんなにラッキーではないんだ。

数分後、彼は目を覚まして笑っていた。しかも彼はきっと早く次のダイブがしたいんだろうね。命懸けだよね。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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