ジョシュアと一緒にボートに乗る前、ただ船に乗り、彼のあらゆる行動をみて学ぼうと心のなかで言い聞かせた。彼の操船の仕方や装備、クーラーボックス、動きや会話から学ぶんだ。後ろに座り、ジョシュアの知識を吸収した。最初から僕は生徒だったんだ。ジョシュアの海の知識はすでにエキスパートレベルだ。海を眺め、風や雲を読み、刻々と変わるコンディションを正しく分析する。彼がキャプテンでいてくれるのは実際すごく安心できる。今までだったら、彼が僕に質問してきたけど、これからは僕が質問することになるだろう。
みんなは魚をつかまえるにはグッドダイバーにならないといけないと思うはずだ。実際は違う。もっと大切なのは、魚に出会わせてくれる良いキャプテンがいるかどうかだ。ジョシュアは海の真ん中のあるポイントへ行き、スピアガンを持って横から飛び込んだ。僕は運転を代わり、彼の後を追った。10分後、ジョシュアは巨大なウクを手に海面に上がってきた!涙が出そうなほど彼のことが誇らしかった。この子とファミリーは決して飢えることはないはず!