Highest Bid Wins

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サイレンの音が聞こえたら、今日の獲物を持って海から帰って来る漁師を見るために港へ走って行った。いつも凄くワクワクするんだよね。

新鮮なイワシの赤ちゃんを”シラス”って言うんだ。まだ生きてる!

それから入札合戦が始まる。これが僕の好きな部分なんだ。なぜならまるでポーカーをしているみたいだからなんだ。ちゃんと分かってやっているからね。

OMG, 美味しそう!

ナオヒロが落札したから、こちらの新鮮なシラスは山利へすぐに行った。僕はその全部の作業をみるためにすぐ後ろからついて行ったんだ。

これがまさに蒸す前の生のシラスなんだ。

僕は蒸して、コンベアに乗って運ばれたものを見ていた。だんだんお腹がすいてきたよ。

それから僕はキムラさんの家へ急いだよ。そしたらアツコさんが僕に世界で最高の朝ごはんを作ってくれたんだ。この魚たちは数時間前まで海で泳いでいたから、最高に新鮮だよ。納豆をご飯に乗せて、卵をかけたらパーフェクト。

磯の浦海岸からの美しいサンセットを見た。

磯の浦の波はほとんど膝の高さの波だったけど、とにかくサーフィンをしたよ。エクササイズしないといけないし、チャレンジも必要だった。驚いたことに僕はその波をサーフィンできたんだ!

今朝は午前3時半に起きて、サーフィンするために6時間ドライブをしたよ。僕たちサーファーはサーフィンできる波を見つけるためなら何でもするよ。僕の兄の運転は寝れないから、僕は凄くナーバスになっちゃったよ。

これが日本のサーフィン文化だ。早朝に起きて、ボード を車に積み、そしてパーフェクトな波を探しに行くんだ。そして、yes, we scored!

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide