Ten Foot

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こんなふうにフォイルでピークからテイクオフするのは難しい。第1に、正しい道具が必要。僕はTrinxのカスタムフォイルボードをオーダーしたから、素早く波をゲットすることができる。第2に、タイミングがすべて。もしほんの一瞬でもズレたらメイクできなかっただろう。そして、こういうテイクオフが成功したら、フォイルでムネサイズの波に乗るとサーフボードで10フィートの波にテイクオフするのと同じ気持ちになる。フォイルに乗ると2倍の速さということ以外は、アドレナリンラッシュはまったく同じ。小波の日々にビッグウェーブに乗るのと同じ気分を味わえるなら、そうするよね? 僕がフォイルをする理由はこれだと思う。こないだボウルズのピークからビューティフルなライトの波をキャッチしたら、10フィートのサンセットの波に乗ってる気分だった!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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