Old School Traveling: Dead and Alive

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僕は以前スカーリーフをサーフィンしたよって人に話すと、みんな一度は6’以上だったって言うんだ。あのスポットは超危険で本当にパワフルなんだ。上手いサーファー全員が大きな結果を伴うと共に怖い波だって言うよ。だからこそちょっと良い気分になるんだよね。理由もなく「スカーリーフ」って名づけないよね?

30年前のスカーリーフへのボートトリップでのこと。初めて食中毒になった。体は熱くなるし、汗は出る。でも同時に寒気もするんだ。さらに吐き気と下痢、そして体の痛みもあったよ。まるで毒を食べたような気分なんだ。正確にいうと、そうだった。でもスカーリーフと呼ばれる空いているスポットにボートが止まり、スポンサーや上司が、そのスポットを試して来いって言ったら、そうしなければならない。あのポイントではもうすでに死んでいるような気分だから、また生き返ろうとしてみてはどうかな。 巨大な最初の波をテイクオフした後、本当にすぐに目が覚めるよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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