Reckless Captain

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ボウルズではビューティフルな朝だった。凄く混んでいて、波も多すぎることはなかったけど文句はなかったよ。海にいることが気持ち良かった。

カイマナビーチはこれから7週間、閉鎖するんだ。なぜならモンクシールがそこで赤ちゃんを産むからなんだ。それから今日はボウルズのビーチに大きなモンクシールがいたんだ。そのモンクシールは妊娠しているようだったよ。このビーチで赤ちゃんを産んでくれたらなって思うよ。そうすればこのビーチも閉鎖される。それで当然混雑はなくなるだろう。

これより大きなモンクシールは見たことがないよ。彼女はモンクシールのクイーンになるに違いないね。

カウアイ島の美しい島で、この巨大なクルーズ船が海岸線まで凄く近づいて来ていた。リーフに刺さらなかったのがビックリだよ。キャプテンは何を考えていたのかな?凄く動揺する沢山のローカルたちがいたんだ。それに彼らがそうなるのは当然だよ。

ボートは旋回しようとして、砂がかき回されているのがわかるよね。ということはボートのあの大きさに対して凄く浅いってことなんだ。もしボートがリーフに刺さったらハワイの水が大災害になっていただろうね。確実にあのキャプテンはすぐに解雇されると思うよ。何千人もの乗客を危険にさらし、世界で一番美しい場所の1つであれはほとんど環境災害だよ。どうして危険を冒すのかな?

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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