There’s No Better Way

108

昨日の豪雨の後、海水が汚くなるってわかっていたんだ。この茶色さを見て。ボウルズでサーフィンするなんてとんでもないよ。だから海水が綺麗になるのを見てからだね。いつもこのヨットが通ると、どれだけ維持するのにお金がかかるんだろうって思ってしまうよ。

僕はMayukiの方が良いな。Mayukiは同じくらい美しいし、メンテナンスもあまりコストがらかからないよ。まさに夢のパートナーだよ。Haha.

コロナが色んなことを変えた。僕の自由な時間を楽しむ時間がもっとさらに増えたってことも変わったことだよ。そして人生を通して導いてくれたり、サポートしてくれたりする人と一緒に楽しむことほど最高なものはないよ。僕の初めてのボートトリップはトクラさんと一緒に行ったインドネシアだった。そしてそのトリップが全てを変えたんだ。その時から僕たちはいつもパーフェクトな波を探しているんだ。

僕たちは普通凄く混雑しているスポットへ向かっちゃうけど、今日はアウトにサーファーが1人しかいなかったよ。昨日は40人のサーファーがいたんだけどね。雨のおかげでみんなまだベッドの中だよ。僕たちはアンカーを下ろして、またドリームセッションをするためにパドルアウトしたよ。今日僕はサーフィンの美しさ、ハワイのボートトリックの素晴らしさがわかる写真を撮るのに集中したよ。

パーフェクトな波、暖かい気候、綺麗な海、そしてアウトには誰もいない。僕たちは絶対忘れないまたセッションになったよ。僕はトクラさんが凄く沢山の良い波をライドしているのを見ていた。それは僕たちが世界中のスポットをサーフィンしていた古き良き時代みたいだった。

もしフォイルに乗ってラインナップの周りを飛んでいる僕を見かけたら僕が危険な愚か者だって思うだろうね。でもこんな写真を撮るなんて危険な愚か者にほとんどはなるに違いないね。でも他に方法がないんだ。美しいシャロウなリーフを通り過ぎながら笑顔のデコさん。

もし僕が75歳になったら、トクラさんのようにサーフィンをして人生を楽しんでいたいなって思うよ。それが一番良いよね。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide