Japanese Glass Treasure

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早朝にビーチで歩くことは危険なんだ。ただ砂の上を歩くというだけだから大丈夫だとは絶対に思わないよ。今朝早くに僕は海の方へ歩いていたんだ。そして死んだ魚が見えたって思ったんだ。近づいて見てみたら、それはフックが飛び出た錆びたトリプルバーブのフィッシングルアーだったんだ。OMG, もし誰かがそれを踏んだら集中治療室行き間違いなしだよ。そんな風に1日をスタートしたくないから、どうか足元は気をつけてくださいね。

僕の前にアウトには5人いたんだ。だから彼らは釣り針の上を歩いていたに違いないね。誰も踏んでいる人がいなくて本当に良かったよ。本当に良い波に乗っているJerome。

Malcomが足に釣り針が刺さっても彼はきっと笑っているだろうね。Haha.  

この2頭のモンクシールは今週数回ビーチにいるんだ。メスとオスのカップルはすごい音をたてながらお互い鳴いているんだ。それは彼らの愛の言葉だと思う。

セッションでCarterがパドルアウトしている時にパーフェクトなタイミングだった。

誰かこのビッグなガラスのジャーをどうやって使うのか知らないかな?僕は北海道にある小さな漁村にいたその時にこの年配の女性がバックヤードへ僕を連れて行ってくれて、これを僕に見せてくれたんだ。それは網かごの中にあって、100年前くらいのものに見えた。彼女は僕に捨てるつもりだから、ハワイへ持って帰りたいかどうか聞いてきた。それで僕は持って帰ったんだ。彼女は僕にそれが何かを説明してくれたんだけど、僕は北海道の方言が理解できなかった。僕は「はい、はい、ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。」ってだけ言っていたよ。これをハワイへ持って帰れて凄く嬉しかったよ。僕は日本人がどれだけ寛大なのかを考えながらリビングで毎日それを見ていた。これは僕の宝物。何に使うものなのか分かっていたらなって思うよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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