こないだ、あやうく人生が変わってしまうところだった。背後から普通に撮影しようとテイクオフをした。何百回もやっていることだけど、このときは違った。彼がコケて、ボードが僕の方へ飛んできた。信じがたいことだった。
ボードがすごい速さで僕のほうへ来るのが分かったから、手を伸ばしたけど遅すぎた。
ブロックできず、僕のボードの下に潜り込んでしまった。かなりのスピードだったから、ボードがぶつかったとき、壁か何かにあたって、すぐに止まったように感じた。僕は真っ逆さまに吹っ飛んだ。
朝のロータイドはすごく浅い。絶対に頭からリーフにぶつかってしまうと思った。”あぁ、今日は病院行きだ”としか考えられなかった。
幸い、僕のアタマはミリ単位でリーフを免れた。手でリーフを押しのけたが、波がさらに深い場所へ押し戻した。僕はケガをせずに海面に上がった。この日はツイてた。
その後、その人のサーフボードは良からぬことになってた。このキズは僕のサーフボードのフィンでできたもの。彼のアタマじゃなくてよかったよね?このアクシデントの後、2度と背後から写真を撮らないようにしようと言い聞かせた。でも次の日、また同じように撮影しちゃったんだけど。Haha.