No Beacon, No Life…

11


ダイスケさんとのサーフィンは楽しかった。彼はあっという間にボウルズのラインナップを理解し、波をいっぱいキャッチするのに大忙しだった。1番感動したのは、彼のマナーの良さだ。


波に乗るたび、どんどんリップの高いところを攻めていたよ。This is ripping!


ダイスケさんはハッピーサーファー。みんながこんな笑顔になれば、世界はもっと良くなるのに…


ポストし忘れていた写真をもう少し。Mighty Mouseは大きめのボードでビッグウェーブに乗る楽しさに気づいたよ。So smooth and so easy!


ノースショアに向けて準備かな!


ボウルズのセットに乗るジョン。彼のジャマはしないほうがいい。


太朗さんとの最大の思い出は、30年前にニセコへ行ったときのことだ。僕の初スノーボードトリップで、基本的にはビギナーだった。太朗さんがピークへ連れて行ってくれた。一緒に山の上まで登り、僕の首にビーコンをかけて”GO!”と言った。それは史上最強にクレイジーなスノーボード・モーメントだった。のちにその山でのバックカントリーは閉鎖されたそうだ。あまりに多くの人が命を落としたかららしい。
このストーリーの面白いところは、当時の僕はビーコンが何であるかも知らなかったってこと。あとで分かったとき、”OMG!”って思ったよ。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide