Those were the “Good Times.”

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昔々のキムラさんファミリーの家でのKazumaとRenosuke。あの頃は本当に良かったな。

昔々、ケワロズでのShun Murakami、Kaulana Apo、Noa Mizuno、そしてSeth Moniz。あの頃は本当に良かったな。

この二日間、10時間コンピューターの前に座っていたんだ。Google mapsや昔の写真を見たり、衛星画像を見たり、僕の地球儀を見たりしていた。次のサーフトリップ先をずっと考えていたんだ。すでに旅したことがある場所は凄く沢山あるから、以前に僕たちが誰も行ったことがない場所を探しているんだ。しかももちろん行く人は誰もいない、比較的にまだ知られてない場所にね。見つけるのは大変だから僕のマインドをクリアにするためにシークレットスポットへ行ったんだ。するとどうだと思う?ずっと1人でいて、突然頭の中に目的地が浮かんだんだ。リサーチをするために急いで家に帰ったよ。そこへ行くには3日かかるけど、良いサーフィンができるし、素敵な文化があるし、素晴らしい体験が待っているに違いないね。

ああ、台風を追いかけるために日本中を旅していたあの日々が本当に恋しいよ。凄くピュアだった。サーフリポートはないし、携帯もない、インターネットもないし、そしてソーシャルメディアもないんだ。僕たちサーファーは正しい時間に正しいスポットへ現れるだけだよ。アウトにいた仲間たちと人生で1番エピックなバレルをスコアできた時間だった。あの頃は本当に良かったな。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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