Keeping an Eye on the Ocean

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まだ暗い中ダイヤモンドヘッドをチェックして、行くべき所を決めた。車にすぐ戻って40分ドライブしてイーストサイドへ行った。良い風、良いスウェルディレクションそして良い決断だった。ガールズはそのサーフスポットを独占していたよ!

凄く荒れたコンディションの中、フリーダイビングへ行こうと試みているこの人たちを見ていたんだ。彼らは混乱している様子だったから、ここが初めてだったと言えるだろう。彼らの最初の試みではビッグウェーブが来て、岩から離れた彼らのうちの1人が押し流されたんだ。彼は結局マスクとフィンを失くしてしまった。それからまた他の人が試みたけど、僕はまた悪いことが起きるってわかっていたんだ。どうしてって?彼らが海に近づく時に、海を見ていなかったからわかったんだ。僕は波が来て、この人たちがフィンをつけるのに気を取られすぎているのを見たんだ。

それから彼が予想していなかった波が来たんだ。もし準備ができていないなら、海が勝つだろう。波が彼に強く打ち付けて、彼が岩から落ちた。僕はじっと見ていて、彼が怪我をしていないのを確信したんだ。

海から目を離しては絶対いけないよ。その2人の人たちは怪我がなくてラッキーだよ。ガールズにこの人たちの間違いを見るように言っていたんだ。だから彼女たちは同じ間違いをしないよ。今日のように死んだり、行方がわからなくなる人たちがいるんだ。このビーチは人が誰もいない、あるいはライフガードがいないから、サーフィンへ行く前に彼女たちが大丈夫か僕は確認したよ。

海から上がる途中、僕はopihi に気づいたからディナーに十分な分をつかんだ。そしてyes, もし知らなかったら、opihi を取ることは凄く危険で、このせいで死んだハワイの漁師が沢山いるんだ。だからいつも海から目を離さないで、いつも目を光らさなければならないよ。今日はガールズにとって1番重要なレッスンだった。特に後で彼女たちの1人も今朝岩から落ちたんだ。そしてもう1人は先週岩から落ちた。BUT, そうやって学ぶんだよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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