Old Man Session

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昨日の夜、寝るのに苦労したんだ。バックドアをサーフィンすることを考えたり、乗ろうとしていた新品のボードのことを考えたり、危険に巻きまれることを考えたりしていたんだ。昨日の夜、新品のボードにワックスを塗り、午前3時に起きて、ノースショアへ向かったんだ。まだ暗かったし、そこには誰もいなかったよ。

どれだけビッグな波があるのか理解しようと暗い中座っていた。4-6’だろうなって思っていたけど、それよりもビッグだったんだ。それは凄くパワフルでもあり、凄くロータイドだったんだ。僕のボードは十分な大きさかな?準備は良い?いや、でも準備ができている。とにかく暗い中パドルアウトしたんだ。もう後戻りはできなかった。

ビッグなセットがやって来て、一生懸命パドルしてそれから僕が立ち上がった時、僕のちょうど目の前にボディーボーダーがパニックになって、彼が僕の方から避けようとした時に彼のフィンが結局当たったんだ。テイクオフの向きが変わってしまったから、この20年で最悪のワイプアウトをしてしまったよ。波が僕を海の底に叩きつけ、僕の足はほら穴の一つに引っかかってしまったんだ。幸いにも骨折する前に僕は抜け出すことができた。そして自由になったんだ。バックドアがどれだけ危険なのか忘れていたよ。特に今朝は凄くロータイドだったからね。

僕の長くて危険なセッションの後、エフカイビーチパークの自然なタイドプールで子どもたちと遊びに行った。

ここから全てが始まる。パイプラインの前でボディーボードをしている次の世代のMonizグロムたち。

今朝、バックドアをサーフィンしていた人たち: John John、Nathan Florence、Isaiah、Joshua Monizそして沢山の他のプロたち。僕はまたアウトで1番年上だったよ。Haha.

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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