Japan Day 1

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福島に台風が来た何週間後に、この写真を撮ったことを覚えてる。その時は言葉を失った。地震で破壊され、がれきの下敷きになった人たちのことを想像した。僕らはもう一度この地域に立ち寄り、今どんな感じなのか、写真を撮ってくるつもりだよ。
東京からおはよう。昨日はすごく変だった。飛行機の中で寝入って、起きたら日本だと思ったんだ。だけど、実際はハワイにいた。窓の外を見たとき、青い空が見えて、何かがおかしかった。飛行機はまた故障してしまったんだ。こんなことは今年初めてじゃないよ。それから僕らは別な飛行機に乗り、目を閉じて、再び開けたとき、もう日本にいた。僕は9時間も寝てた。食事もせず、映画も見ず、話もせずにね。ただずっといびきをかいてたんだよ。休息が必要だったみたい。
美味しい寿司を食べて、ぐっすり寝たから、すごくスッキリしてるよ。今から湘南に向かい、いくつかミーティングをして、バンに荷物を運び込んでから明日東北に向かうよ。みんな、東北は寒いって言うけど、前回経験したほどの寒さではないと思ってる。雪が降る中、車の中で寝た事は忘れてないよ。寒かったな。
僕らのグループは8人。僕らは東北に着く前からがっちりと団結してる。カメラを持っていくから、今どうなっているか、みんなもはっきりと知る事が出来るだろう。いいことも、悪いことも、変わらないことも写すよ。今、どんな風なのかは全然分からない。
サーフィンに関しては何も知らない。今回は日本にサーフィンをしに来た訳じゃないけど、もし台風が来たら絶対にバレルを追い求めてしまう。来週は絶対にバケーションをとるよ。どこか遠くにいこうと思ってる。身体を休め、精神をリラックスさせる。そしてハワイに戻った時に今までよりもっと頑張って仕事するつもりなんだ。ノースショアのビッグウェーブがやってくる。だからやらなきゃいけない事がいっぱいあるんだよ。100%のパワーを出せば、誰も僕を止められない。
それで、今回のトリップではパソコンに向かう時間をあまり取りたくないって思ってる。だから、ちょっとブログを書くのをお休みするよ。have a wonderful day!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide