PADDLE AROUND:  Man vs. Oshiri

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セットにパドリングしているRonnieを見た。彼はパーフェクトなテイクオフゾーンにいたんだ。僕はそれがアメージングなライドになるって思っていたんだ!

僕が見ていた時、大きなミスをしている若いサーファーガールを見かけたんだ。彼女はRonnieの邪魔をしないように肩までパドルしようとしていた。BUT, 彼女は実際は彼の邪魔をしないように反対の方へパドルするべきだったんだ。

その時彼女は時間をかけて波の下でダックダイブしたんだ。彼女はお尻を突き出し過ぎていた。彼女はダックダイブをするべきだったのに、彼女はお尻を早く下げたんだ。だから邪魔にならなかった。

Ronnieが見える?お尻が見える?経験の浅いサーファーは3つのフィンでお尻を引くだろう。でもRonnieは経験が豊富だからリスクを負う価値はないってわかっているんだ。だから彼はサーフボードをまっすぐにし始めて、したがってあのパーフェクトな波を諦めたんだ。

そしてそのせいで彼は最高にエピックなバレルを逃したんだ!僕はずっと見ていて、こういうシチュエーションでどうすべきなのか人に教えてくれたらなって思うよ。誰かが怪我をするのは時間の問題だよ。PADDLE AROUND!!!!

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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