Food from the Sea and Water from the Heavens…

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僕たちはボートの上で最高にファンタスティックな日を過ごしたんだ。新しい場所を探したり、違うリーフを探検したり、ディープブルーの海にダイビングしたり、そして流れに身を任せたりしていた。僕たちが到着した時に僕のボートが壊れてから、解決策を見つけようとしたり、何マイルも周りに助けが来ないし、食べる物をハンティングし続けていたんだ。それから豪雨で荒れた夜、荒波で、眠ろうとすると悪夢を見たりしたよ。

ボーイズと一緒にいたから、もし立ち往生したとしても何日も、何ヶ月も立ち往生することに心配はなかったよ。僕たちは海で生き延びることができたし、滝から直接流れ出る最高に新鮮な水を飲むことができた。僕たちはそんなことを話していて、実際に凄く楽しそうだった。Benji BrandとJoshua Monizは世界で最高のウォーターマンでもあるんだ。言うまでもなく、凄く上手くサーフィンもできるよ。Haha.  

僕たちは海で浮きながら立ち往生していた時、ボートの方へまっすぐやって来る尾が見えたんだ。それからそこに2つあったんだ。サメ?

サメではなかったんだ。今まで遭遇したことがないような人懐っこいイルカの群れだったんだ。彼らは1時間以上ボートの周りや隣りで泳いでいたんだ。今までで1番長いイルカのセッションの一つだったよ。

僕の新しい銃は凄い速さだった!トリガーを引くのが凄くワクワクするよ。

ボートが壊れ、ダイバーたちが取り残されたにもかかわらず、僕たちはまだハントしていた。普通ならすぐにターンして、できるだけ速くオアフ島へ戻ろうとするだろう。でも僕のクルーはそんなこと考えもしなかったよ。この旅で僕たちみんなが学んだことは、いつでも何かが起こるかわからないってことだ。ボートがちゃんとメンテナンスされていても故障する可能性がある。そしてオアフ島から6時間離れた人里離れた場所にいるとわサバイバルの仕方を理解しないといけない。実際にはこんなことが起きて僕は嬉しいんだよね。だってこの旅は彼らにとって最高の学びの体験になったからなんだ。いつか彼ら自身の命を助けることになるかもしれないね。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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