
Back in the day: 超巨大台風が日本へ向かう。家の屋根が吹き飛ばされるような風が吹く前、グッドウェーブがあるのは2時間だけだ。車のなかでマッチと共にベストスポットを探す。僕らはモンスタースウェルが届くタイミングを見計らって近くの島を慌ただしく行ったり来たりした。タイド、風、カレント、天候がすべてのファクターだ。そして当時の世界一の水中フォトグラファー”Chris Van Lennep”が同じ台風を追いかけて島に来ていた。クリスは米国Surfing誌の専属フォトグラファーだから、運が良ければ最も権威のあるサーフィン雑誌に写真が掲載されるチャンスがあるかもしれない。それはすべてのサーファーの夢であり、仕事でもあるんだ。
早朝にここの河口をチェックした。ストーミーだったから、港まで行ってアウターアイランドへのフェリーに乗った。そこは波が小さすぎた。フェリーで戻り、急いで河口へ戻った。スーパー台風が近づいて来ていたから、風がオフショアに変わり、すべて整っていた。OMG, アウトにはまだ誰もいない。7’0のボードにワックスした。アウトに泳いで出ていくクリスを見てクレイジーだと思ったよ。波は巨大でカレントは川のようだった。波が大きすぎたから、僕とマッチは港を通って沖に出なければいけなかった。アウトはソリッドなハワイアンサイズ10-12フィート。太陽が顔を出したときファーストセットが入ってきた。力いっぱいパドルして奇跡的にドロップし、ボトムターンから人生最大のチューブにプルイン。その後、状況が変わった。台風が直撃し、終了。
3ヵ月後、最新のSurfing誌を開いたら、この写真が見開き2ページに掲載されていた。OMG, クリスが撮影してくれた!
それ以来、この写真は世界中の雑誌に何度も掲載された。その日の僕はツイてたんだね。
クリス、撮影してくれてありがとう。写真を掲載してくれたSurfing誌もありがとうございます。そして台風ごとに相応しいときに最高の場所に連れて行ってくれるマッチには特に感謝している。マッチのおかげで人生最高で忘れられないチューブに入ってきたんだ。パブリッシュされたセッションもあるけど、ほとんどがされていない。だから昨日マッチがこの写真を送ってきてくれたときに色々な思い出が蘇ってきた。マッチにも美しい島にも、いつまでも感謝するよ。そして、すべてのローカルには、20年間ずっと夢を追いかけている僕へのおもてなしに感謝しています!


