サノさんは静岡出身。サーフィンを始めてまだ1年だけど、5’10に乗りたいと言ったから、僕はちょっとためらって念のため7’6のファンボードを持って行った。ボードを見て、ボウルズの波を見て、彼は“ショートボードに乗りたい”と言った。Wow, 僕は心配だったよ。その後パドルアウトしたら、何本も波に乗ってたしサーフィンがすごく上手だったんだ。まだサーフィン歴1年なんて信じられなかったよ。ファーストセッションの後、ランチを食べに行った。戸田さんのお気に入りショーユチキンがあるCooke Street Dinerに連れて行ってあげた。
サノさんに会うまでは、戸田さんほどいっぱい食べたり早く食べたりする人に出会わなかった。サノさんは何でも食べるのがすごく早くて、ワイオラシェイブアイスに行った時も2分で食べちゃったし、その後レナーズに行った時もマラサダを2口で食べ終えちゃったんだ。
ランチの後、ノースショアに行きたいか聞いてみた。そしたら彼は、“うん。見るだけなら”と言った。もし僕とサーフィンしたことのある人なら、僕は見るだけのためにノースには行かないって分かるよね。そこまで一緒に行くなら、サーフィンするんだよ!笑 僕らはオフ・ザ・ウォールに立寄り、パーフェクトウェーブを見て、彼に、“早くボードを持って。サーフィン行くよ!”って言ったら、サノさんは初めてそこでサーフィンをするからナーバスになってた。僕もだけどね。笑 でも僕らはサーフィンして、4本波に乗って、生きて帰って来たよ。もしかすると、彼の日本の友達は信じないかも。さらに、ボウルズでの朝のセッションでレジェンドサーファーのDane Kealohaと一緒にサーフィンしたなんて信じないよね。
Hey サノさん。昨日は一緒にサーフィンしたり食事して楽しかったよ。ノースショアの行きに1時間、帰りに1時間寝てたなんて信じられないよ。笑 君がチャージしてるのを見て、良い波に乗ってるのをみてストークしたし、面白いサーフィンストーリーを聞けて興奮した。日本には気をつけて帰ってね。また会おう。
僕はCooke Street Dinerでショートリブシチューを食べた。$6.95はかなりお得。絶対にまた行くよ!
パイプラインのすぐ目の前にあるBillabongハウスへまったりしに行った。そこに行く時といつも、部屋を見て自分にこう言い聞かせてる。“いつか僕もこんな家を買うか借りるかして、友達をウィンターシーズンに泊めてあげられるようにしよう。それでみんなで一日中サーフィンして、毎晩BBQしよう。あとほんの何年かあればなぁ。”ってね。僕のドリーム!
最後に、こちらは東北。ミッション4の美しいサンセットを見ながら、この山の上に立ってこの写真を写したのを覚えてる。僕らの目の前にある全てのものが被害を受けていたけど、みんなのスピリットは壊れていなかった。今年4月にもう一度みんなに会うのが待ち通しい。